PDF保護モード・ファイル配置例

例:「PDF_dir」というディレクトリー(フォルダー)に格納したPDFファイル「sample.pdf」を保護したいとします。

1.概要
PDFファイルに直接アクセスさせるのではなく、HTMLファイルにアクセスさせます。そのHTMLファイルの中でPDFファイルを表示させます。
このHTMLファイルの名称を仮にpdf_protect.htmlとします。リンクの方法が、<a href="pdf_protect.html">PDFファイル</a>のようになります。PDFファイルをHTMLファイルというオブラートに包み込みます。

2.メインのHTMLファイル以外のファイル
a. バージョンチェック用のJSファイル(デフォルトでは、vcheck.jsという名称です。)
b. JSファイル(お客様に命名していただきます。ここでは、仮にpdf123.jsとします。)
c. loading.pdf(一部のAdobe Readerのバージョンに対する対策として、このファイルが必要です。このファイルは、弊社から配布させていただきます。SHTML・PDF保護モードの最終画面でコピー可能です。ファイル名の変更は不可です。)

d. ff_pdf_sh.html・・・ブラウザに表示させても真っ白ですが、対策上必要です。(バージョン1.75で追加されました。)

3.ファイル構成図

基本的には、保護したいPDFファイル一つと、下記の7つのファイルが必要です(追加有料オプションなどを申し込まれた場合を除く)。
┏━━ ・・・sample.pdf
PDF_dir

┣━━ pdf_protect.html

┣━━ vcheck.js

┣━━ pdf123.js

┣━━ detection.js・・・Flashファイルを使った対策を利用される場合の、Flash Playerバージョンチェック用のJSファイル


┣━━ ff_pdf_sh.html・・・弊社配布のファイル(バージョン1.75で追加されました。ファイル名変更不可

┣━━ gray2.swf・・・Flashファイル

┗━━ loading.pdf・・・弊社配布のファイル(ファイル名変更不可

4.ご注意事項
a. PDFファイルとHTMLファイルはセキュリティのために、極力別々のディレクトリーに設置してください。

b. 他のページからPDFファイルにリンクしたい場合は、必ず、pdf_protect.htmlにリンクを張ってください。<a href="pdf_protect.html">PDFファイル</a>のようにです。sample.pdfにリンクを張っては、対策の意味がなくなってしまいます。

c. HTMLファイルと2つのJSファイル、及びloading.pdf、ff_pdf_sh.html、gray2.swfは必ず、同じディレクトリーに設置してください。

d. vcheck.js及びpdf123.jsのファイル名を後から変えたくなった場合は、最初からHTMLファイルの作成及びJSファイルの作成をやりなおしてただく必要があります。

e. pdf_protect.htmlのファイルのうち、ページタイトル及び「JavaScriptを無効にしている人のためのメッセージ」は後から自由にカスタマイズしていただけます。

f. vcheck.jsの中に書かれたエラーメッセージは暗号化していません。Javacriptの知識がある方はカスタマイズしていただいても構いません(カスタマイズの仕方はこちらをご参照ください)。ただし、カスタマイズが理由で動作しなくなった場合は、サポートできかねる場合もありますのでご注意ください。

g. pdf123.jsの中にPDFファイルをブラウザ内でどのサイズ(widt及びheight)で表示するかの設定があります。これも、後から変更していただくことは可能です。

h. pdf_protect.htmlというファイル名は、ウイザードで作成したときと異なるファイル名で保存してもらっても構いません。後から変更可能です。

i. loading.pdfはファイル名を変更しない限りは、お客様にて、内容をカスタマイズしていただいても構いません。カスタマイズされる場合は、作成時に、必ず、Acrobat Reader 5にも対応した形式で作成してください。



<< SHTML・PDF保護モードのトップページに戻る© 株式会社プランセス