.htaccess活用法(8).htaccess(拡張子がhtaccessということで、ドットが必要です。ファイル名がないので最初戸惑いますが、こういうものだと思ってください。)が利用可能だと、
8.文字化け対策としての.htaccess.htaccessと文字化け対策、一見結びつきの無さそうなペアですが、非常に関係があります。一般に文字化け対策として挙げられるのはメタタグですが、メタタグだけではどうしても対処できないケースがあります。
(参照)▼ Apache 1.3.12 文字化け問題 を参照していただきたいのですが、この問題の解決のためには、メタタグで文字コードを指定するのではなく、HTTPヘッダー内で明示的に文字コードを指定してあげる必要があります。 この時に使えるのが、.htaccessです。 AddType "text/html; charset=Shift_JIS" .html などと書きます。AddTypeはMIMEタイプを指定するディレクティブ(命令)です。「.html」が「text/html」なのは周知の事実ですが、文字コードの指定ができます。これにより、拡張子が「.html」であるファイルは全てShift_JISであると決め付けることができます。もちろん、この.htaccessが影響する範囲内に、EUC-JPのファイルがあれば、かえって文字化けしますが、使い方を誤らなければ、非常に有効な利用法です。 また、実は文字コードが原因で、Javascriptが特定のブラウザで動かなくなることがあり、このような場合にも.htaccessによるcharsetの指定は有効です。詳しくは、
(参照)▼ Mac版ネットスケープ4.XでのみJavascriptが動かない また、携帯サイトを作成する際にも、この.htaccessによるcharsetは有効です。例えば、auでは、
(参照)▼ EZwebホームページを作ろう「技術情報」 には様々な拡張子別のMIMEタイプを紹介していますが、その中にこの.htaccessによるcharsetの指定方法も紹介されています。
次のページでは、index.htmlやindex.htmをデフォルトページとするのではなく、index.cgiやindex.phpをデフォルトページにする方法を説明します。 |